雑誌『庭のしごと』さんの主催で、離岸にてイベントを行います。
茶の湯にとって重要な存在である露地。茶事のときには事前に、または最中にも、いろいろな庭の仕事があります。
また、そもそも茶の湯において露地とは、いったいどんな存在なのでしょうか。
そんなこともふくめて、講師である石正園を主宰する庭師・平井孝幸に教えていただけるまたとない機会です。
※学生限定のイベントとなります。詳しくは庭のしごとを御覧ください。


2022.2.19(日) / 10-19時
*終了しました
茶事・茶会
雑誌『庭のしごと』さんの主催で、離岸にてイベントを行います。
茶の湯にとって重要な存在である露地。茶事のときには事前に、または最中にも、いろいろな庭の仕事があります。
また、そもそも茶の湯において露地とは、いったいどんな存在なのでしょうか。
そんなこともふくめて、講師である石正園を主宰する庭師・平井孝幸に教えていただけるまたとない機会です。
※学生限定のイベントとなります。詳しくは庭のしごとを御覧ください。
2023.4.15(土)~23(日) / 11:00-18:00
*終了しました
展示会
村上三和子x梶原靖元 コラボ展
-400年の時空を超えて-
2023.4.15(土)~4.23(日) ※ただし会期中の火曜日、水曜日は休廊いたします
Open 11時~18時 ※17日以降は17時ごろ閉店です。
作家在廊日 4/15(土),16(日)★梶原靖元さんのみ在廊
混雑時、入店制限や購入点数制限などをさせていただく場合もございます。
4.17月 20時よりオンライン販売を開始します。
作家プロフィール
村上三和子
1958年 佐賀県生まれ
1993年 一級技能士取得(陶磁器加飾部門)
1995年 伊万里・有田焼伝統工芸士取得(経済産業省認定)
2011年 陶房 青(吉村陶苑)にて企画デザイン
2018年 秋篠宮殿下 総裁ご就任30周年記念品制作
2019年~国立大学法人佐賀大学芸術地域デザイン学部非常勤講師
梶原靖元
1962 伊万里生まれ
1980 有田工業高校デザイン科卒
1986 唐津の太閤三ノ丸窯に弟子入
1989 大丸北峰氏に師事、煎茶道具を習う
1995 唐津市和多田にて独立
1997 佐里大谷にて穴窯築窯
2003 韓国にて研修
2004 韓国古窯跡視察
「古唐津研究会」発足
2005 中国の地質巡検
///
唐津と伊万里の物語
唐津と伊万里は、兄弟のような存在です。どちらも半島・大陸から渡って来た陶工が創始したものと考えられています。「唐入り」の前後に日本にやって来た(連れて来られた)彼の地の陶工らは、はじめ唐津で幾つもの窯を作り、有田で磁器に適した陶石を見つけると有田の地へと移って行きました。
茶の湯において格別の地位を与えられた古唐津。白磁に色鮮やかな絵付を世界に向けて羽ばたかせた古伊万里。渡来した兄弟は、それぞれの地で、浮き沈みを経ながら別々の道を歩んでいきました。
そして、令和の世も5年経ったころ、両者の末裔は思いもよらぬ形で、出会うこととなります。
…
ある日、今展の作品がギャラリーに届き、検品のため、無造作に新聞紙でくるまれた作品を取り出してみると、そこにあったのは、涙が出そうになるような〈もの〉でした。それは古唐津であり、古伊万里であり、この世に生を享けたことを祝ぐかのように純真で光り輝いていました。そしてその興奮を梶原さんにお伝えしようと連絡すると、すぐに次のような返信が来ました。
「古唐津の陶工と古伊万里の陶工
同じ血を分けた陶工たち400年の間ずっと交わることがなく平行線だったが今ここに美しく花舞い降りる!」(引用ママ)
400年。その言葉を見たときにハッとしました。過去の陶工について考え続け、古唐津研究会を立ち上げた梶原さんのこの言葉こそ、今回のコラボレーションの意味を、何より雄弁に語っているでしょう。
時代の趨勢の中で翻弄された民草が唐津や伊万里に渡来したからこそ、世界に誇る美を結実させたという複雑で、簡単に白黒をつけられない歴史のその突端で、令和の世、継承者たちが、古〈いにしえ〉を超えた古として、全く新しい美を生みだしたのです。
そしていうまでもなく、これは村上三和子さんと梶原靖元さんだからこそ、成し得た物語でありましょう。
…
村上さんは上絵の国家資格を所持する伝統工芸士として、伊万里、有田の地を拠点に活躍されています。伝統的な絵柄と独自のモチーフを巧みに使いこなし、波佐見のくらわんかで鍛錬された附立筆の技術は、今展においても要となる超絶技巧です。近年では絵付師、デザイナーとしてだけでなく、作家活動も展開されています。
そんな村上さんの技術に衝撃を受けた梶原靖元さんが、是非一緒にやりたいという希望から今回の企画が動き出しました。全国各地や李朝の古窯跡などで材料を探し、近年では大胆な手びねりの手法を繰り広げる梶原さん。他の作家とコラボレーションするというのは、初の試みとなります。
今回の展示では、出品作のほとんどが村上x梶原のコラボ作品となります。すでに確固としたキャリアを築きながら、なお新たな試みを求めて自らを更新し続けるお二人の挑戦と歴史的邂逅に立ち会える、またとない機会ですので、ぜひともご覧頂けましたら幸いです。
わたしたちは今、二人の作家によって古唐津と古伊万里が再び出会った世界線に生きています。(
しかし、そうでない可能性も、もちろんありえたのです。)あり得たかもしれぬものを思い、それを形作ろうとする営み。偶然と必然が織りなす縁。今ここに降臨した福音ともいうべきその美は、魂を揺さぶるものでした。軽やかに。自由に。清らかな祈りにも似た色と形とで。
離岸 生嶋唯行
///
梶原さんのご厚意で、貴重な動画を拝借いたしました。
村上さんのつけたて筆の技、梶原さんのろくろの技をご覧ください。
作品を実際にご覧になる前に、また作品をご覧になった後でこの動画を見ると、作品の見え方、感じ方が変わってきて面白いと思います。
村上さんの動画は唐津の作家さんたちが、伊万里の村上三和子さんのところに行って、その制作の様子をご覧になっている様子です。
唐津と伊万里は地理的には近いわけですが、意外とこれまでこうした交流は無かったそうで、村上さんも唐津の方が見に来るは初めてとおっしゃていました。
その意味でも「歴史的邂逅」の貴重なドキュメンタリーになっているのかなと思います。
2023.3.11(土)~19日 / 11:00-18:00
*終了しました
展示会
離岸初となる個展を、唐津・三藤るいさんをお迎えして行います。
食器、酒器、茶道具と、躍進中の三藤さんの作品をご高覧ください。
初日と2日目に三藤るいさんが在廊してくださいます。
会期 2023.3.11土曜~3.19日曜 (3.14火曜、15水曜はお休みです。)
時間 11:00~18:00 (個展期間中は1時間延長しての営業といたします。)
作家在廊 3.11土曜、3.12日曜
諸注意
*終了しました
茶事・茶会
9/24(土)にコンフォルト10月号発売記念イベント「茶室空間とお茶を楽しむ会」を開催いたします。
9月5日にコンフォルト10月号が発売になります。特集「白と素(しろとそ)」にあわせて、離岸にてイベントを行うことになりました。
離岸の茶室を解説付きでご案内し、炭を使った本格的な呈茶席をご用意いたします。
茶の湯を建築の観点から紐解いていく、普段なかなか体験できないイベントになります。
建築としての茶室にご興味のある方、お茶をやっていて茶室建築について知りたい方、茶室に関心のある方どなたでも楽しんでいただける貴重な機会となります。
見学ツアーに併せて行う呈茶は、炭を使い、茶室で点てる手前で行います。
茶の湯の決まりごと(道具の配置や所作)は空間と一体になって構成されています。
空間を味わうことがそのまま茶の湯を味わうことであり、その意味で、建築の観点から茶の湯を眺める今回のイベントは茶の湯の理解を深めてくれるものと考えています。
といっても堅苦しいものではなく、カジュアルな席になりますので、何となく面白そう!みたいな軽いノリでのご参加もお待ちしております!
離岸からのちょっとしたお土産もご用意しておりますので、皆様のご参加お待ちしております。
なお、イベントは事前にチケットを購入してご参加いただくかたちになります。
以下のリンクからチケット販売サイトに移動していただき、チケットをお求めください。
(チケット代にはコンフォルト最新号の代金が含まれており、申込後、コンフォルトより発送されます。)
<イベント概要>
開催日時 | 2022年9月24日(土) 11:00~(全6席、1席あたり約50分) |
開催場所 | 離岸 GALLERY & CHANOYU(東京都世田谷区) |
参加費用 | 5,000円(茶券+茶室見学料+コンフォルト最新号付) ※コンフォルト最新号はお申込み確定の翌営業日発送となります。 ※お申込みの際はアンケートフォームに配送先情報(郵便番号、住所、電話番号)をご記入ください。 ※すでにコンフォルト最新号をお持ちの方は既刊号をこちらよりお選びいただき、アンケートフォームに号数をご記入ください。 ※商品発送後のキャンセルはお受けできませんのでご了承ください。 1席目(11時開始 ※限定5名)5,000円 2席目(12時開始 ※限定5名)5,000円 3席目(14時開始 ※限定5名)5,000円 4席目(15時開始 ※限定5名)5,000円 5席目(16時開始 ※限定5名)5,000円 6席目(17時開始 ※限定5名)5,000円 |
★イベントの詳細、チケットのご購入はこちら
*終了しました
喫茶 舟
次回 9/28日開催です!
■お問い合わせ
✉contact@rigan.jp