離岸は茶室・露地を併設している〈うつわ〉を扱うギャラリーです。
〈うつわ〉とは、そこに何かを入れるモノの総称です。
その意味では、食器、酒器、茶道具もうつわですし、オブジェなども人の想いを宿らせるうつわ、そして茶道具によって飾られる茶室もまたうつわです。
日本には、自然の美をうつわという形に整えて具現化し、同時にそのうつわを満たす繊細で豊かな文化があります。〈うつわ〉と、それを満たす〈営み〉。それは日常の行為でありながら、美を媒介に、非日常へと誘われていくことでもあります。
時に、すこし「離れて」みること。向こうを眺めること。振り返って、自分の足元を見てみること。
過去を知ること。今を考えること。未来を想うこと。
そのような行ったり来たりが、生を豊かにするのではないかと思いつつ。
離岸店主
Between HERE and THERE
Beauty does not appear outside of us, but inside, which means, we do not have to stick to beauty of tableware. But if you find the beauty in some kind of ware, it is you.
The history of the ground, earth, and nature whisper gently. Artists listen to that voices carefully, and extract the utmost point of the beauty of them.
Your favorites are yourself, and celebrate you and your life. With the histories of it, the ware becomes a part of your life.
Also, you have your own history too. I do not know your background, but you cast ashore on here Rigan, you see something, feel something, and maybe find yourself in Rigan.
Rigan means “leave the shore”, the shore represents now, here, position, thought. In other words, the place gives life to you, or bind you. You leave the shore, look at the other shore, look back the shore you live, and feel something in between here and there.
GALLERY
主に現代作家の茶陶、酒器、食器を展示販売しております。
普段の常設展では古いもの好きな店主が各地に足を運び、
「かわいさび」の感性で選んだ作品が陳列されます。
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CHANOYU
端正な佇まいをした京間四畳半の茶室に加えて
水屋、露地がギャラリーに併設されています。
茶室の材料は京都で選び、
露地は飯田十基の流れを汲む立川の石正園によるものです。
→CHANOYU
ACCESS
〒156-0052 東京都世田谷区経堂2丁目15-3-2
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駐車場はございません。お車でお越しの際は近隣のコインパーキングをご利用ください。
ギャラリーから最寄り(かつ比較的手頃)の駐車場は小田急経堂第3駐車場になります。
小田急線高架下にあります。一方通行の道路に面しているため、ご利用の際は事前に経路をご確認ください。